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2015.12.18
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千年カルテプロジェクト 京都シンポジウム

2015.12.18 千年カルテプロジェクト 京都シンポジウム

盛会の内に終了しました。

開催案内

日時:平成27年12月18日(金) 17:30〜19:30
場所:京都大学 百周年記念ホール
主催:特定非営利活動法人日本医療ネットワーク協会(JMNA)
後援:関西健康・医療創生会議, 一般社団法人 日本医療情報学会関西支部
参加費:無料
参加申し込み:こちらから参加申し込みを受け付けます。
お問い合わせ先:office@ehr.or.jp

※医療情報技師更新ポイント:3ポイント付与
なお、医療情報技師更新ポイントが必要な方は、「医療情報技師認定証(カード)」を必ず持参してください。
カードリーダーにて、医療情報技師更新ポイント申請受付を行います。

ご案内

日本医療ネットワーク協会では、政府の健康・医療戦略推進本部・次世代医療ICT基盤協議会で掲げられたテーマの一つである「大規模健康・診療データの収集・利活用」の実現を目指す、「全国共同利用型国際標準化 健康・医療情報の収集および利活用に関する研究(プロジェクト愛称:千年カルテプロジェクト)」を国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「臨床研究等ICT基盤構築研究事業」として実施しています。 本事業においては、去る2015年10月19日に宮崎大学330記念交流会館で開催されたシンポジウムでご紹介した大規模健康・診療データの収集・利活用基盤の構築とともに、同基盤上に蓄積された情報の利活用に関わる制度設計を主要な課題の一つとしております。 そこで、次世代医療ICT基盤の動向や情報利活用をとりまく法的諸課題などについて、有識者をお招きしてご講演いただくシンポジウムを開催いたします。

プログラム

プログラム一覧

主催者挨拶: EHR: The Long and Winding Road

吉原 博幸(宮崎大学理事(附属病院長)、京都大学名誉教授)

基調講演1: 次世代医療ICT基盤の構築と利活用推進について

堀内 直哉(内閣官房 健康・医療戦略室 企画官)

基調講演2: 医療にICTをどう活用するか

吉田 淳(厚生労働省 大臣官房厚生科学課 研究企画官)

基調講演3: 千年カルテプロジェクトをとりまく法的諸課題

黒田 知宏(京都大学医学部附属病院 医療情報企画部 教授 )

特別講演1: 『人間を守る医学研究』を進めるために:次世代EHRへの期待

中山 健夫(京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻 健康情報学分野 教授)

特別講演2: 個人の生涯データの利活用に向けて(PHR実装のインパクト)

吉田 宏平(総務省 情報流通行政局 情報流通高度化推進室 室長)

特別講演3: 個人情報保護法と医療データ連携

鈴木 正朝(新潟大学 大学院現代社会文化研究科、法学部 教授)

特別講演4: 関西健康・医療創生会議の取り組みを中心に

井村 裕夫(京都大学元総長・関西広域連合顧問)


講演者紹介

吉原 博幸: 宮崎大学理事/病院長, 京都大学名誉教授, 京大EHR共同研究講座ディレクター

よしはら ひろゆき
  • 1949 年 長崎県佐世保市生まれ
  • 1973 年 大阪大学基礎工学部合成化学科卒業 製造業勤務。
  • 1980 年 宮崎医科大学医学部卒業
  • 1984年 宮崎医科大学大学院修了 博士(医学)10年間の臨床勤務(外科学助手、講師)
  • 1995 年 宮崎医科大学教授(医学部附属病院医療情報部)
  • 1998 年 ハーバード大学医学部/マサチューセッツ工科大学(客員准教授)
  • 2000 年 熊本大学教授(医学部附属病院医療情報経営企画部 部長
  • 2003 年 京都大学教授 医学部附属病院医療情報部(部長)(2012年に医療情報企画部に改称)運営企画室(室長)病院長補佐(2008年4月より)
  • 2013 年 京都大学名誉教授
  • 2014 年 宮崎大学理事 附属病院長

    堀内 直哉: 内閣官房 健康・医療戦略室 企画官

    ほりうち なおや
  • 平成5年に厚生省(当時)に入省
  • 厚生労働省医薬食品局血液対策課、安全対策課、医療機器・再生医療等製品担当参事官室や神戸市・先端医療振興財団、PMDA医療機器審査部、同関西支部等出向などを経て、平成27年4月から内閣官房健康・医療戦略室企画官に着任

    吉田 淳: 厚生労働省 大臣官房厚生科学課 企画官

    よしだ じゅん
  • 1991年3月千葉大学大学院薬学研究科修了(薬学修士)
  • 同年4月厚生省(当時)入省
  • 2013年7月から内閣官房健康・医療戦略室企画官
  • 2015年4月から厚生労働省大臣官房厚生科学課研究企画官(現在)

    黒田 知宏: 京都大学医学部附属病院 医療情報企画部 教授

    くろだ ともひろ
  • 1971年生まれ
  • 1994年 京都大学工学部情報工学科卒業
  • 1998年 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科情報処理学専攻博士後期課程修了
  •   奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科助手
  • 2001年 京都大学医学部附属病院講師
  • 2003年 医療情報部副部長(兼任)
  • 2007年4月 大阪大学大学院基礎工学研究科准教授
  • 2009年 京都大学医学部附属病院准教授
  • 2013年 京都大学医学部附属病院教授, 同医療情報企画部長(兼任)
  •  同病院長補佐(兼任)同情報学研究科准教授(兼担)
  • 2013年 京大病院教授・医療情報企画部長

    中山 健夫: 京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻 健康情報学分野 教授

    なかやま たけお
  • 1987年東京医科歯科大卒、米国UCLAフェロー、国立がんセンター研究所室長を経て、
  • 2000年京都大学大学院助教授、
  • 2006年より同教授、
  • 2010年より副専攻長。
  • 日本疫学会・日本薬剤疫学会理事、医薬品医療機器総合機構(PMDA)専門委員、医療ビッグデータコンソーシアム代表世話人。
  • 2014-16年 厚生労働科学戦略研究「健康医療分野における大規模データの分析及び基盤整備に関する研究」代表、
  • [主な著訳書]医療ビッグデータがもたらす社会変革(日経BP)他

    吉田 宏平: 総務省 情報流通行政局 情報流通高度化推進室 室長

    よしだ こうへい
  • 1994年(平成6年)郵政省入省。
  • 総務省に移行後、総合通信基盤局電波部移動通信課、電気通信事業部電気通信技術システム課番号企画室、行政管理局副管理官(厚生労働省担当)、官房秘書課、郵政行政部、電気通信事業部事業政策課、株式会社電通(官民交流)等を経て現職。

    鈴木 正朝: 新潟大学 大学院現代社会文化研究科、法学部 教授

    すずき まさとも
  • 1962年生。2005年より現職。専門は情報法。
  • 法とコンピュータ学会理事、情報ネットワーク法学会会員。
  • 内閣官房 パーソナルデータに関する検討会委員、経産省 個人情報保護ガイドライン委員会委員、厚労省 ゲノム情報を用いた医療等の実用化推進タスクフォース委員、同 社会保障分野SWG構成員、日本ユーザビリティ医療情報化推進協議会 医療情報化推進戦略会議委員・医療情報利用促進委員会委員長・ゲノムが作る新たな医療推進委員会委員、日本データ通信協会Pマーク審査会長他。

    井村 裕夫: 京都大学元総長・関西広域連合顧問

    いむら ひろお
  • 1954年京都大学医学部卒。
  • 内科学とくに内分泌代謝学を専攻。
  • 神戸大学教授、京都大学教授、医学部長を経て、1991~7年京都大学総長。
  • 1998~2004年総合科学技術会議議員として科学技術政策に関わる。
  • 2004年以降、JST研究開発戦略センターの活動を通して、新しい医学の方向として先制医療を提案し、同時に先端医療振興財団理事長として神戸医療産業都市の建設に努力。
  • 現在日本学士院会員、米国芸術科学アカデミー名誉会員など。